よくある質問と回答

Q. 自分のやりたいことだけやっていて活動が偏らないのでしょうか?

A. 偏りません。
   活動の自己選択 → 作業に関る → 集中現象(繰り返す) → 達成感・満足感
   子どもは自らやりたいことを選択し、このようなサイクルを繰り返すことによって「できた!」
   「やったー!」という達成感を感じ、自分に自信をつけていきます。

   つまり「僕ってすごい」「私ならできる」という自尊心、自立心、有能感を育てるのです。
    自尊心が育つと自ら新しい活動にも挑戦するようになります。
    また同時に教師は今子どもが何に興味関心を持っているのかを観察し、ひとりひとりの子ども
    に合わせて作業を紹介(提示)し、活動の幅を広げていきます。



Q. 少人数制、個別活動の中で過ごしていて小学校に行ってから集団の中でうまくやっていけるのでしょうか?

A. 大丈夫です。
  
 幼児期にはまず個を育てることが重要です。
   この時期に自分のペースでやりたいことがやりたいだけできる環境で育った子どもは自立し、
   情緒が安定し、思いやりが生まれ、協調性、判断力、社会性が育ちます。
   つまり個が確立するのです。
   個を確立した子どもは主体性を持った行動がとれ、集団の中に入っても何も困ることはありません。
   むしろ、小学校では困っている友達を助ける、判断力が優れている、指示されなくても自分の頭で考えて
   行動することができる等々の評価を教師からもらうことが多々あります。


Q. うちの子は男の子です。
   野菜切り、縫い物等の活動は男の子には向かないのではないでしょうか?

A. 男の子にも実はお母さんのやっていることをまねしてやってみたい(模倣期)という欲求があります。
   模倣期は男女問わずどの子にも現われるものです。どうやったら包丁が使えるのか?
   どうやったら針に糸が通せるのか?
子どもは“動き方を知りたがっている”のです。
   子どもがやってみたいと感じている活動ですので、これらの活動をすることによって子どもは満足し、
   心が安定していきます。
   また、教師が丁寧にやり方を見せてあげる(提示)ことで、動き方を学び、自分の意思通り動く身体を
   獲得していきます。意思通り動く身体は同時に精神も育て子どもを自立へと向かわせます。
   特に2才児はどの子も野菜切りが大好きです。本物の包丁を使ってニンジンを切る。
   ちょっとでも乱暴な扱いをすれば手が切れてしまいます。本物を使うことで子どもはより集中していきます。
  
 活動の自己選択 
→ 作業に関わる → 集中現象(繰り返す) → 達成感 → 自立
   モンテッソーリ教育の鍵は集中にあるのです。